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楓兒

2012年11月07日

散文 散文

八九月ばかりに雨にまじりて吹きたる風、いとあはれなり。雨の脚横さまにさわが
しう吹きたるに、(肌寒くなって)夏とほしたる綿衣[わたぎぬ]のかかりたるを、
生絹[すずし]の単衣[ひとへぎぬ]かさねて着たるもいとをかし。この生絹だにいと
所せく暑かはしく、とり捨てまほしかりしに、いつのほどにかくなりぬるにかと、思ふ
もをかし。暁に格子[かうし]、妻戸をおしあけたれば、嵐のさと顔[かほ]にしみた
るこそ、いみじくをかしけれ。

野分[のわき]のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。立蔀[たてじとみ]
透垣[すいがい]などのみだれたるに、前栽[せんざい]どもいと心ぐるしげなり。
おほきなる木どもも倒[たふ]れ、枝など吹き折[を]られたるが、萩、女郎花
[をみなへし]などのうへによろばひふせる、
寒風中獨自的開生命中值得期待心疼著誰的幸福時刻做美麗的付出了真心滿是春的大地
繁星點綴在夜空童謡冬景色富士山?新年在慶賀豐收いと思はずなり。格子[かうし]の壺な
どに、木の葉をことさらにしたらんやうに、こまごまと吹き入れたるこそ、荒かりつる
風のしわざとは思[おぼ]えね。


Posted by 楓兒 at 15:43│Comments(0)
 
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